同時アクセス数拡張の利用方法
ロリポップ!では、ハイスピードプランを除く全てのプランにおいて、サーバー側でWebサイトへの同時アクセス数について制限値を設けています。
同時アクセス数(同時接続数)とは、Webサイトに対して同時にアクセスしているユーザーの数です。アクセス集中などで同時アクセス数の上限値を超えると、サイト閲覧者にHTTP503エラーが返されます。ロリポップ!の場合は、プラン別に異なる同時アクセス数の上限値を設定しています(同時アクセス数の上限値は非公開)。
同時アクセス数拡張は、その制限値を一時的に緩和することができる機能です。
突発的なアクセス集中が発生した場合やアクセス数の急増が見込まれる場合に利用すると、アクセス集中時に発生する503エラーを発生し難くすることができます。
なお、この機能は、スタンダードプラン、またはwebサーバー番号がent7XX、ent8XXとなっているエンタープライズプランのみで利用できます。ハイスピードプラン・エンタープライズプラン(ent7XX、ent8XXを除く)の同時アクセス数はもとから無制限なので拡張する必要はありません。
同時アクセス数拡張の仕様
- 利用できる環境
- 旧サーバー(usersxxx)のエンタープライズプラン、または、新サーバー(stdxxx)のスタンダードプランのみで利用できます。
お試し期間中は利用できません。
- 同時アクセス数拡張の対象
- モジュール版PHPを利用しているドメインが対象です。同時アクセス数拡張を一度に設定できるドメインは1つです。複数設定はできません。
- 有効期間
- 有効にしたタイミングから3日間、同時アクセス数が拡張されます。一度有効にすると、次に利用できるのは有効期間終了時から7日後です。同時アクセス数拡張が有効になっている間は、以下の操作が行えません。
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- プラン変更
- アカウント変更
- 独自SSLのお申込み
- PHPバージョンの一括変更
- 同時アクセス数拡張が有効になっているドメインのPHPバージョン変更
同時アクセス数拡張の利用方法
- ドメインの選択
- 同時アクセス数を拡張するドメインを選択します。
この機能はモジュール版PHPのみ利用できます。CGI版PHPの場合は、モジュール版PHPへ変更してください。
- 同時アクセス数拡張設定
- 有効にするドメインを選択し、「有効にする」をクリックします。設定内容を確認の後、「OK」をクリックします。
- 設定完了
- 設定が完了すると、ただちに有効となり、設定情報が表示されます。
有効期間の予約
事前にアクセス集中が見込まれると判断できる場合、予め有効期間の予約ができます。
- 期間の指定
- 「事前予約」の「有効期間を予約する」にチェックを入れると、有効期間を予約できる設定メニューが表示されます。有効期間を指定の後、「有効にする」をクリックします。
- 設定完了
- 設定が完了すると、予約時の設定情報が表示されます。
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予約の開始日はご契約期間内(最大1年)で、1時間単位で選択できます。
機能が有効になる前は、予約のキャンセルができます。
エラー発生状況グラフの確認
同時アクセスによる接続エラーの発生状況の確認ができます。
- 接続エラー発生状況グラフの表示
- 接続エラーの発生状況を確認するドメインを選択し、「選択したドメインの接続エラー発生状況を確認する」をクリックします。
- 接続エラー発生状況グラフの見方
- 接続エラー発生状況グラフには、過去7日分の同時アクセス数制限によって503エラーが発生した実数値がグラフに表示されます。同時アクセス数拡張時には、実数値に加え、この機能を有効にしなかった場合の仮想値も表示されます。
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